順応的管理

提供: 河川生態ナレッジデータベース

Category:河川用語集

自然再生基本方針(平成15年4月4日環境省告示第58号)では、自然再生の推進に関する基本的方向の一つである順応的な考え方を、以下のとおり示している。


 自然再生事業は、複雑で絶えず変化する生態系その他の自然環境を対象とした事業であることから、地域の自然環境に関し専門的知識を有する者の協力を得て、自然環境に関する事前の十分な調査を行い、事業着手後も自然環境再生状況をモニタリングし、その結果を科学的に評価し、これを当該自然再生事業に反映させる順応的な方法により実施することが必要です。

 また、自然再生において、自然の復元力が十分に発揮されるよう条件を整えることにより回復の過程に導く場合や、その回復の過程の中で補助的に人の手を加える場合がありますが、生態系の健全性の回復には一般に長い期間が必要であることを十分に認識すべきです。

 このため、自然再生事業の実施に当たっては、自然再生の目標とする生態系その他の自然環境機能を損なうことのないよう、自然環境再生していく状況を長期的・継続的にモニタリングし、必要に応じ自然再生事業の中止や中止した場合に周辺環境へ影響が及ばないようにすることを含め、計画や事業の内容を見直していく順応的な進め方によることが重要です。



出典:自然再生基本方針(平成15年4月4日環境省告示第58号)



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