河川管理

提供: 河川生態ナレッジデータベース

Category:河川用語集

 河川防技術基準維持管理編(河川編)では河川維持管理の技術的基準を定める際の基本的な考え方として次のように要約している。
○自然公物である河川は自然の作用によって変化する。特に出水河川を大きく変化させ、堤防にも変状を生じさせる。また、公共用物である河川は、公衆の自由使用に供されていることから、日常の人為的な作用も変化の要因になり得る。
○また、主な河川管理施設である堤防は人工構造物であるが、河川管理施設構造令において形状で堤防構造を規定しているように、実物による長年の出水時の経験等に基づいて安全性を確認してきた構造物である。
○自然公物でありかつ出水等によって変状を生じる河川、さらに主たる河川管理施設であり歴史的な築造の経緯を有する堤防等を対象とする河川維持管理(日常および出水時の対応)は、河川整備と相まって、治水上の安全性を確保するよう現地での変状等に対応し、長年にわたって経験を積み重ねながら実施されてきた。
○したがって、現状の河川維持管理の実施内容あるいはその水準は、河川巡視、点検による状態把握、維持補修等を繰り返してきた中で培われてきたということができる。すなわち、従前からの治水上の安全性を確保しつつ、経験的に行われてきた河川維持管理の実施内容(あるいは水準)等を変更する場合には、工学的な根拠等が必要である。

出典:河川防技術基準維持管理編(河川編)

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