止水

提供: 河川生態ナレッジデータベース

Category:河川用語集

 河川水辺の国勢調査[河川版]の河川環境基図作成調査編では、止水域として、「湛水域」及び「ワンドたまり」を対象としている。
 湛水域は、河川横断工作物等により通常の流れがせき止められ、湛水している区間とし、流入部における湛水域の境界域は、水面勾配の変化点までとしている。
 ワンドたまりは、平常時も本川と連続している止水域高水敷に見られる閉鎖的水域等、河川区域内に見られる河川の通常の流れと分離された水域をいい、平成7年度版河川水辺の国勢調査(河川調査編)マニュアル(案)に示されていたワンド、よどみ、池、一部の(O 型)等を統合した概念である。一般的に「池」と呼ばれる高水敷に見られる閉鎖的水域や、本川と連絡する「よどみ」等、本川とのつながり方の程度や冠水頻度によって呼称が変化することから、本調査では「ワンドたまり」に統合する。「ワンドたまり」は、稚魚の生息場や魚類の休息場としての機能を持っており、その分布は“水際線の複雑さ”と連動して、流速環境の多様さを表現するものと考えられる。「ワンドたまり」の範疇は、基本的に、“河川の通常の流れと分離された水域”と認識される場所を表現するものとし、本川に連続する細流や水路等に形成されている止水域についても含めるものとする。ダム・取水の直下流における減水区間のように、本川河道幅全体の流速が極めて緩い場所等は除くものとする。

出典:国土交通省水管理・国土保全河川環境課(2012)平成18年度版河川水辺の国勢調査基本調査マニュアル[河川版]・平成24年3月一部改訂

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