松浦川アザメの瀬自然再生事業

提供: 河川生態ナレッジデータベース

松浦川
事業実施箇所
【事業実施箇所】
水系 松浦川水系
河川 松浦川
距離標
下流側)
15k800
距離標
上流側)
16k100
都道府県名 佐賀県
市町村名 唐津市
セグメント 2-1
河床勾配 1/2700
代表粒径(d=60) 記載無し
平均年
最大流量
462.00m³/s
平均年
最大流量
の比流量
3.85m³/s/k㎡
平水流量 1.72m³/s
平水流量
集水面積比
0.01m³/s/k㎡
流量観測所名 川西橋
流量観測地点
集水面積
120.00k㎡
川幅 氾濫源,
低水路氾濫
河道状況 氾濫源の水田と河道連続性を維持創出
河床の
変化傾向
河川整備計画の計画目標安全度 1/30
河川整備計画の目標流量 1100
現況流下能力 未確認

自然再生事業に関する事例

事業開始年度:平成14年度
事業の進捗段階:モニタリング
事業の背景:
アザメの地区はこれまでたびたび洪水に悩まされていたため、河川改修が必要でした。洪水に悩まされる地区は上流部にも存在し、河川改修を進めるためにはアザメの地区においても河川改修が必要となっていました。川幅を広くし堤防を築くと、この地区の水田はほとんど河川用地となり、水田がなくなってしまいます、そこで、水田を国で買収し、堤防を築くことをやめ、この場所全体を洪水が流れてもよい氾濫原としました。そしてこの氾濫原を利用し、これまで失われてきた自然の再生を図ることにしました。

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目次

事業概要

事業目的

(1)河畔林保全再生
(2)その他(湿地再生)



指標種

植物 植物相(特定を指標に持たない)
水域の動物 コイ,フナ,ドジョウナマズ
陸域の動物 陸上動物相(特定を指標に持たない)


工法

(1)湿地再生
  • 地盤高は松浦川の平常時水位とほぼ同じT.P.2.0mを基盤面とし、クリークの河岸高は春から夏にかけての出水期に松浦川からの氾濫水の浸入を可能とするT.P.3.5mに設定。
  • 湿地にはクリークやワンドたまりを作り、上流部にはクリークと連続性を持った棚田形式の水田を作る。
(2)外来種対策



委員会、連携の状況

委員会の有無
委員の氏名
地域住民との連携の概要
  • アザメの検討委員会のメンバーとして、アザメの会、近隣高校の教諭及び学生、婦人会、老人会など、NPOや地域住民が参加し、学識者や行政が河川管理者と連携



事業実施後の問題点

  • 記載なし



モニタリング

概要

モニタリングの有無
実施主体


モニタリング計画
モニタリング計画】

モニタリング調査項目と調査目的・内容1/2
モニタリング調査項目と調査目的・内容1/2】

モニタリング調査項目と調査目的・内容2/2
モニタリング調査項目と調査目的・内容2/2】

現地調査の実施状況
【現地調査の実施状況】

場所

  • 直接改変区域のみ



期間

  • 工事実施前より工事実施後までの10年間,



項目

項目 平常時 洪水
水質 富栄養化 濁り -(対象外)
物理環境 河床材料 横断形状 航空写真 横断形状 航空写真
生物環境 植物 陸上昆虫類 両生爬虫類 哺乳類 鳥類 底生動物類 魚類 -(対象外)



モニタリング結果(事前)

物理環境


生物環境

(1)水域生物



モニタリング結果(直後)

物理環境

(1)河川景観河床材料河川地形

  • 流量が貧弱である流量が少ない為攪乱要因に乏しい。
  • 水深の深い部分など流れが停滞し水質の悪化が懸念される。
  • 土捨場周辺は裸地状態で周辺に日陰がない
  • 地盤が不安定である
  • クリークの状況は小さなが生まれ、流れにも多様性が生じ比較的水通しも良い。


生物環境

(1)水域生物

  • 水際から抽水状態にある植生などは、魚介類の良好な隠れ場所・生息場所として利用。
  • 既にクリーク内でブルーギルの幼魚が捕獲されている
  • ドジョウがクリークで確認されており、緩流域を利用する魚類の生息域の提供に効果がある。
  • クリーク内で沈水植物群落(カナダモ類)や、水際から抽水状態にある植生などは指標性の高いトンボやコオイムシ等の良好な餌場・生息場所となっている。

(2)陸域生物


アザメの瀬に求められる機能とモニタリング調査項目・結果概要
【アザメのに求められる機能モニタリング調査項目・結果概要】

モニタリング結果(数年経過後)

物理環境


生物環境

(1)水域生物

(2)陸域生物

  • 陸域環境での植生調査の確認数は、増加傾向が見られ、多様なが生育する環境となっている。
  • 植生の重要は平成20 年度調査では湿田内でミズマツバが2 箇所、放棄水田でサヤヌカグサが1 箇所確認された。
  • 陸上昆虫類(トンボ類の成虫)の確認数は、平成20 年度までに29 と増加し、重要は下池、クリーク上流、クリーク下流でベニイトトンボが確認された



インパクトレスポンス

インパクトレスポンスに関する知見の集積状況

参考になる知見の有無
物理環境の知見
  • -
生物環境の知見
  • -



地図


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基礎情報

自然環境

水質(類型指定) A
植物 セイタカアワダチソウ群落メダケ,オオタチヤナギ群落,マダケ林,ツルヨシ群落オギ,オオキンケイギク,オニウシノケグサ,ナガエツルノゲイトウ,ヒメヒオウギズイセン,オオフサモ,シュンラン,シナミズニラ,スジヒトツバ,ミズオオバコ,ミズマツバ,ワレモコウ,サガミトリゲモ,イトモ,イヌセンブリ,イヌタヌキモ,エビネ,コムラサキ,アヤメ,オナモミ,カワヂシャコイヌガラシ,コガマ,サヤヌカグサ,スズメハコベ,センニンモ,ヒメキセワタ,ミゾコウジュ,フサモ,オオカナダモ,コカナダモ
植物(重要) イトモ,イヌセンブリ,イヌタヌキモ,エビネ,コムラサキ,シュンラン,シナミズニラ,スジヒトツバ,ミズオオバコ,ミズマツバ,ワレモコウ,アヤメ,オナモミ,カワヂシャコイヌガラシ,コガマ,サヤヌカグサ,スズメハコベ,センニンモ,ヒメキセワタ,ミゾコウジュ,フサモ,サガミトリゲモ
水域の動物 アブラボテ,アリアケギバチウナギオヤニラミカワヒガイ,サケ,スナヤツメメダカ,ヤマトシマドジョウヤリタナゴアユウグイオイカワカマツカカワムツ,トウヨシノボリ,オオクチバスブルーギルタイリクバラタナゴコイ,フナ,ドジョウナマズ
水域の動物(重要) アブラボテ,アリアケギバチウナギオヤニラミカワヒガイ,サケ,スナヤツメメダカ,ヤマトシマドジョウヤリタナゴ
陸域の動物 ベニイトトンボ,グンバイトトンボ,マイコアカネ,スッポン,トノサマガエル,ニホンヒキガエル,ウシガエル,ノジコ,カヤネズミ,アオサナエ,サラサヤンマ,コオニヤンマコヤマトンボ,ニシカワトンボハグロトンボゲンジボタル,オオジシギ,ヒクイナイカルチドリコチドリササゴイチュウサギ,ミサゴ,ヤマセミカワウカワセミ,オオタカ,サシバ,ハイタカ,ハチクマ,ハヤブサ,フクロウ,ソウシチョウ,オシドリ,コオイムシ,トンガリササノハガイ,ヒラマキガイモドキ,ヒラマキミズマイマイマシジミマルタニシ,ミズゴマツボ,モノアラガイヤマトシジミ,ヨコミゾドロムシ,カワニナ
陸域の動物(重要) ベニイトトンボ,グンバイトトンボ,マイコアカネ,スッポン,トノサマガエル,ニホンヒキガエル,ノジコ,カヤネズミ,アオサナエ,サラサヤンマ,オオジシギ,ヒクイナササゴイチュウサギ,ミサゴ,ヤマセミカワウカワセミ,オオタカ,サシバ,ハイタカ,ハチクマ,ハヤブサ,フクロウ,オシドリ,コオイムシ,トンガリササノハガイ,ヒラマキガイモドキ,ヒラマキミズマイマイマシジミマルタニシ,ミズゴマツボ,モノアラガイヤマトシジミ,ヨコミゾドロムシ



社会環境

背後地の状況
  • 農地
水利用
  • 記載無し
河川利用
  • 記載無し
地域住民の活動等
  • アザメの会



河川管理上の課題

添付資料

調査データ

調査データ
  • 無し



関連資料

関連する画像
  • 無し
関連する論文
  • 無し



管理情報

データ管理者
  • 九州地方整備局 武雄河川事務所
入力者
  • 川口究(リバーフロント整備センター)
登録年月日
  • 2011/11/30
更新年月日

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