千曲川自然再生事業(粟佐地区・鼠地区)

提供: 河川生態ナレッジデータベース

千曲川
事業実施地区1

【事業実施地区1】
事業実施地区2
【事業実施地区2】

水系 信濃川水系
河川 千曲川
距離標
下流側)
97k400(鼠地区)
距離標
上流側)
97k800(鼠地区)
都道府県名 長野県
市町村名 千曲市・坂城町
セグメント 2-1,1
河床勾配 1/230(鼠地区)
代表粒径(d=60) 52mm(鼠地区)
平均年
最大流量
2,973.00m³/s
平均年
最大流量
の比流量
1.15m³/s/k㎡
平水流量 未確認
平水流量
集水面積比
未確認
流量観測所名
流量観測地点
集水面積
2,595.90k㎡
川幅 400m
低水路記載無し
河道状況 砂利採取による河床低下に伴い、筋の固定化や砂州交互砂州化が進行
河床の
変化傾向
低下傾向
河川整備計画の計画目標安全度 未策定
河川整備計画の目標流量 未策定
現況流下能力 記載無し

自然再生事業に関する事例

事業開始年度:平成17年度
事業の進捗段階:モニタリング
事業の背景:
かつての千曲川の河川空間は、のある多様な流れの中に砂礫河原が広がり、水際部には水辺エコトーンが形成されるなど、生物にとって良好な生育空間となっていた。しかし、昭和30~50年代に盛んに行われた砂利採取等の影響により、河床低下、高水敷の乾燥化が進行し、河原特有の植物が減少した。河川環境の悪化により、ウグイコチドリイカルチドリなどの千曲川に昔から生息している生物の生息数が減少する恐れがある。

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目次

事業概要

事業目的

(1)河原保全
(2)その他(外来種対策)



事業概要1
【事業概要1】

事業概要2
【事業概要2】

事業概要3
【事業概要3】

指標種

植物 カワジシャ、ヨシ
水域の動物 アカザ、ウグイスナヤツメ
陸域の動物 コチドリイカルチドリ


工法

高水敷掘削
外来種対策


(1)高水敷掘削



委員会、連携の状況

委員会の有無
委員の氏名
  • 記載無し
地域住民との連携の概要



事業実施後の問題点

  • 記載なし



モニタリング

概要

モニタリングの有無
実施主体



場所

  • 直接改変区域のみ



期間

  • 工事実施後5年間,



項目

項目 平常時 洪水
水質 濁り -(対象外)
物理環境 水位 流量 河床材料 横断形状 航空写真 その他 水位 流量
生物環境 植物 鳥類 付着藻類 底生動物-(対象外)



モニタリング結果(事前)

物理環境
  • 記載無し


生物環境

(1)陸域生物



モニタリング結果(直後)

物理環境

(1)物理環境

  • 水中となった地点については、代表粒径が3~5cmとなり、粒度分布が広くなる。
  • 年1回程度冠水する地点については、①代表粒径、粒度分布共に大きくなる②代表粒径は大きくなり、粒度分布は変わらない③掘削前と変わらない地点に分けられた。


生物環境

(1)水域生物

  • 掘削直後、水生昆虫は大幅に減少。底生動物相は極めて貧相となった。掘削後20日目、底生動物類数、個体数が増え始める。
  • 2週間後までに、上流からの流下によってユスリカ類が急速に回復

(2)陸域生物



モニタリング結果(数年経過後)

物理環境
  • 記載無し


生物環境

(1)陸域生物



インパクトレスポンス

インパクトレスポンスに関する知見の集積状況

参考になる知見の有無
物理環境の知見
  • 掘削は河床材料を混ぜる(粒度分布を広くする)働きがあり、洪水河床材料を分ける(分級する)働きがある
  • 掘削は一時的に場を均一にするが、洪水による冠水頻度を確保することで次第に分級が進み、多様な場が形成される
生物環境の知見
  • 掘削後の水生昆虫の定着は群集ごとに大きく異なる
  • 早期定着する群集(ユスリカ類等)については、リーチスケールでの回復メカニズムが働いていると考えられる
  • 局所的な人為インパクトでは底生動物の回復は早く、大規模洪水などの広範囲に影響が及ぶ自然インパクトでは回復に長い時間が必要
  • 降雨増水時の魚類の避難場所として、造成ワンドは効果的
  • 鳥類は、掘削地の物理環境植生の変化に対応し迅速に周囲から集まってくるが、逆に利用できる環境や資源が失われるにつれ去っていく



インパクトレスポンスフロー1
【インパクトレスポンスフロー1】

インパクトレスポンスフロー2
【インパクトレスポンスフロー2】

植生状況の変化
植生状況の変化】

地図


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基礎情報

自然環境

水質(類型指定) A
植物 カワヤナギ、ヨシ、タチヤナギカワラヨモギ

アレチウリオオブタクサハリエンジュ、オオカワジシャ

植物(重要) オオイヌタデ、カワジシャ、タコノアシ、アゼナ、タカサブロウ、カヤツリグサ
水域の動物 ウグイオイカワコイ域、オイカワハスカワヒガイ、ビワヒガイ、キンブナゲンゴロウブナタイリクバラタナゴ、ギギ、カムルチーオオクチバス、コクチバス、ブルーギル
水域の動物(重要) ウケクチウグイ、シナイモツゴホトケドジョウ、アカザ、スナヤツメメダカ
陸域の動物 コチドリイカルチドリアオサギゴイサギカワウ
陸域の動物(重要)



社会環境

背後地の状況
  • 農地
水利用
  • 特筆項目無し
河川利用
  • 特筆項目無し
地域住民の活動等



河川管理上の課題



添付資料

調査データ

調査データ
  • 無し



関連資料

関連する画像
  • 無し
関連する論文
  • 宮下優(2007)粟佐地区におけるインパクト-レスポンス~千曲川自然再生の試験的河道掘削~,平成19年度北陸地方整備局管内事業研究会論文



管理情報

データ管理者
  • 北陸地方整備局 千曲川河川事務所
入力者
  • 川口究(リバーフロント整備センター)
登録年月日
  • 2011/11/30
更新年月日

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