北上川上流自然再生事業

提供: 河川生態ナレッジデータベース

北上川
事業実施箇所
【事業実施箇所】
水系 北上川水系
河川 北上川
距離標
下流側)
79kp(和賀川合流点)
距離標
上流側)
79kp(和賀川合流点)
都道府県名 岩手県
市町村名 北上市
セグメント 1
河床勾配 1/900
代表粒径(d=60) 66.48mm
平均年
最大流量
2,779.65m³/s
平均年
最大流量
の比流量
1.96m³/s/k㎡
平水流量 185.18m³/s
平水流量
集水面積比
0.03m³/s/k㎡
流量観測所名 男山
流量観測地点
集水面積
5,458.70k㎡
川幅 500m
低水路 200m
河道状況 和賀川合流点付近の右岸砂州陸域化、中州の固定化が見られる
河床の
変化傾向
低下傾向
河川整備計画の計画目標安全度 未策定
河川整備計画の目標流量 未策定
現況流下能力 未確認

自然再生事業に関する事例

事業開始年度:平成19年度
事業の進捗段階:施工
事業の背景:
北上川上流自然再生計画では、ハリエンジュの繁茂が著しい3地点(御所ダム(雫川)、湯田ダム(和賀川)、ダム(胆川)下流の北上川合流点付近)のうち、ハリエンジュ繁茂による陸地・水域の固定化や河川環境の多様性への阻害が懸念され、また隣接する水辺プラザやみちのく三大桜の名所に数えられ年間約100万人が訪れる展勝地公園からも眺望され、ハリエンジュ対策が急務である「北上川・和賀川合流点」を先行して自然再生に取り組むものである。

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目次

事業概要

事業目的

(1)河原保全再生
  • 北上川・和賀川合流点において、河床低下に伴う河岸安全度の低下を防止し、流路の適正化を図りつつ、かつて見られた河原や適正な樹木管理を実施
  • 北上川・和賀川合流点にに生息する様々な動植物にとって良好な河川環境再生
(2)その他(外来植物対策)



事業内容イメージ
【事業内容イメージ】

礫河原再生計画案
河原再生計画案】
  樹木管理計画案"
  【樹木管理計画案】



指標種

植物 ハリエンジュ駆除対象としての指標種
水域の動物
陸域の動物


工法

(1)高水敷掘削
(2)樹木伐採外来種対策
  • 伐採、間伐、抜根という方法により、施工区間のハリエンジュを伐採。


委員会、連携の状況

委員会の有無
委員の氏名
  • 堺茂樹,海田輝之,菅原亀悦,由井正敏
地域住民との連携の概要



事業実施後の問題点

  • 記載なし



モニタリング

概要

モニタリングの有無
実施主体


モニタリングフロー図
モニタリングフロー図】

場所

  • 直接改変区域のみ



期間

  • 工事実施後5年間,



項目

項目 平常時 洪水
水質 -(対象外) -(対象外)
物理環境 水位 流量 河床材料 横断形状 -(対象外)
生物環境 植物 陸上昆虫類 両生爬虫類 鳥類 付着藻類 底生動物類 魚類 -(対象外)



モニタリング結果(事前)

物理環境

生物環境

(1)陸域生物

(2)水域生物

  • 不明


事業前の横断図
【事業前の横断図】

モニタリング結果(直後)

物理環境

生物環境

・全伐採、1/2伐採範囲共に、未伐採範囲と比較して確認が多い。
・全伐採範囲では、部分的に群生するが確認されたが、1/2伐採では部分的に群生するが全伐採と比較して少ない。


事業後の横断図
【事業後の横断図】

伐採後の風景
【伐採後の風景】

モニタリング結果(数年経過後)

物理環境


生物環境

(1)陸域生物

  • 平成17年に試験伐採した地区(未伐採地区、全面伐採地区、間引伐採地区)それぞれの植生環境の変化が整理された。
  • 未伐採地区は大きな植生変化はないが、荻が優先されるような状況となった。
  • 全面伐採地区では、未伐採区間の境界付近に生育するハリエンジュの成長が進む。シロヤナギネコヤナギが目立つ植生となった。
  • 日当たりが良好になった箇所における低木の成長が全体的に進んだ。水際に位置するシロヤナギの成長が目立つ。



インパクトレスポンス

インパクトレスポンスに関する知見の集積状況

参考になる知見の有無
物理環境の知見
  • IRフローの概要
自然再生事業実施前の河川の歴史的変遷を仮説化
  • インパクト
湯田ダムほかダム、護床工の建設・供用
  • レスポンス
プロセス:土砂移動特性の変化(土砂供給量の変化)、水収支特性の変化(河道流況の変化)、撹乱頻度の減少
現  象:高水敷陸域化、みお筋の固定化


生物環境の知見
  • IRフローの概要
自然再生事業実施前の河川の歴史的変遷を仮説化
  • インパクト
湯田ダムほかダム、護床工の建設・供用
  • レスポンス
現  象:高水敷の樹林化の進行、外来種の生長


インパクトレスポンス
【インパクトレスポンス】

地図


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基礎情報

自然環境

水質(類型指定) 未確認
植生 シロヤナギ,オニグルミ,ハリエンジュコウホネタコノアシ,ノウルシ,オオアブノメ
植物(重要) コウホネタコノアシ,ノウルシ,オオアブノメ
水域の動物 メダカヤリタナゴ,アオサナエ,イシガイ,オジロサナエ,キイロマツモムシ,ケスジドロムシ,ゲンゴロウコオイムシ,コバンムシ,ダビドサナエドブガイ,ホンサナエ,マシジミマルタニシモノアラガイ,ヤマサナエ,ウグイオイカワカマツカモツゴニゴイ,フナ類
水域の動物(重要) メダカヤリタナゴ,アオサナエ,イシガイ,オジロサナエ,キイロマツモムシ,ケスジドロムシ,ゲンゴロウコオイムシ,コバンムシ,ダビドサナエドブガイ,ホンサナエ,マシジミマルタニシモノアラガイ,ヤマサナエ
陸域の動物 ニホンリス,アオゲラ,コゲラ,フクロウ,シジュウカラ,エナガ,ホオジロ,キジバト,マヒワ,シメ,ホトトギス,カッコウ,オジロワシ,オオワシ,ミサゴ,チョウゲンボウ,チゴハヤブサ,カワセミコムラサキ,イチモンジチョウ,シロバナカモメヅル,ウスバキトンボ,アジアイトトンボオオヨシキリカシラダカモズシマヘビ,アマガエル,シュレーゲルアオガエル,トウキョウダルマガエル,オニヤンマ,アキアカネ,ジャコウアゲハキアゲハ,モンキチョウ,ゴモクムシ類,トウホクサンショウウオ,ツチガエル,コオイムシイカルチドリコチドリイソシギハクセキレイキセキレイセグロセキレイアオサギ等,オオハクチョウ,コハクチョウ,カワアイサ,カルガモコガモヤマトシジミ,ルリシジミ,ヌレチゴミムシ類,ミズギワゴミムシ類,マルガタゴミムシ類
陸域の動物(重要) オオワシ,オジロワシ,カワアイサ,カワセミコチドリ,コハクチョウ,チゴハヤブサ,チョウゲンボウ,フクロウ,ミサゴ,ツチガエル,トウキョウダルマガエル,トウホクサンショウウオ,コオイムシジャコウアゲハヤマトシジミ



社会環境

背後地の状況
  • 宅地,農地
水利用
  • 湯田ダム,立花頭首工
河川利用
  • 水辺プラザ,展勝地公園
地域住民の活動等
  • 記載無し



河川管理上の課題



添付資料

調査データ

調査データ
  • 無し



関連資料

関連する画像
  • 無し
関連する論文
  • 無し



管理情報

データ管理者
  • 東北地方整備局 岩手河川国道事務所
入力者
  • 川口究(リバーフロント整備センター)
登録年月日
  • 2011/11/30
更新年月日

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